自己肯定感を高めることは大切なのはわかるけれど、どんなことをすればいいの?
簡単に自己肯定感が高まる方法って?
そんな疑問にお答えすべく、自衛隊でも採用されたカウンセラーの資格を2017年に取り、筋トレ継続1年以上、読書・勉強を継続3年以上している著者が解説します。
自己肯定感を高める習慣5選
自己肯定感を高めるためには、周りの人に褒められたり認められること。また、自分自身で自分を認めることによって少しずつ高まっていきます。特に自分で自分を認めることは大切です。
そうは言ってもなかなか褒められなかったり、自分を認めることはできないという人は多いでしょう。
そこで、自分一人だけでできる自己肯定感が高まる行動を紹介します。
ただし、これらの行動は継続しないとほとんど意味はありません。つまり習慣化することが必要です。
そんな中でも、特におすすめの習慣を5つ選びました。
それでは、それぞれについて詳しく説明します。
1.日記を書く
日記を書くことでストレスをコントロールしやすくなります。
自分自身のことはわかっているようでわからないものですが、文字として記すことで感情の整理ができるようになり、自分を客観的に見ることができるようになります。そして、何か悪いことや嫌な出来事があったとしても、必要以上に落ち込んだり不安にならずに済みます。
日記を書くだけでも効果的ですが、さらにおすすめの方法は、その日できたことを記録することです。
自分に小さな〇を付けることで自己肯定感を育てることになります。
2.片付けをする
片付けをすると物理的にきれいになるだけでなく、頭の中もスッキリします。
部屋の中や、机の上がごちゃごちゃしていると、頭の中もごちゃごちゃしてしまうため、もやもやしたりストレスも溜まりやすくなります。
何時間も片付けするのは大変ですが、1日15分程度、「今日はここを片付けるぞ!」と決めて、毎日少しずつ片付けることがおすすめです。
3.感謝を伝える・褒める
感謝を伝えることや誰かを褒めることで、良い気持ちになりませんか?
実際これらは幸せを感じることのひとつです。
言葉は自分に跳ね返ってきます。
感謝も悪口を自分自身に伝えていると思ってください。感謝を伝えたり、褒めることは大事だということは有名なのでご存知かもしれませんが、知っていることとできていることは違います。
感謝の言葉は関係の薄い人に対して伝えるのは案外簡単です。
しかし、家族や恋人といった関係の近い人に対しては、なかなか伝えることができません。さらに最も関係の深い人、つまり自分自身に感謝の言葉を伝えることは難しいものです。
だからこそ、自分も含め周りに感謝を伝えましょう。
4.瞑想する
瞑想には、集中力を高めたり、様々な効果が確認されています。
そして、自己肯定感を高めることも例外ではありません。
瞑想には様々な種類がありますが、その中でも特に効果的と言われるのが【慈悲の瞑想】です。とはいえ、瞑想は慣れないと長時間できないものです。
まずは、3分間「呼吸を数える」ことから始めてみることがおすすめです。
5.筋トレする
筋トレの習慣は特におすすめです。
なぜなら筋トレをすると筋肉がついたり、身体が引き締まってくる変化が目に見えるので、成長を感じやすいからです。
つまり、筋トレは自己肯定感を高めることに直結します。とはいえ、筋トレの習慣を身につけることは難易度が高い習慣のひとつです。
筋トレを習慣化する方法は別で紹介したいと思います。
以上が自己肯定感を高めるために身につけておきたいおすすめの習慣です。
自己肯定感が下がるやってはいけない習慣3選
自己肯定感は高まるだけでなく、下がることもあります。
何をすると自己肯定感が下がるのか? そのひとつが「自己否定」です。
ここからは自己否定につながる、いやってしまいがちな習慣を紹介します。
1.他人と比べる
他人と比較することは、お世辞にも良いこととは言えません。とはいえ他人と比べる方法にも様々あります。
自己肯定感を下げてしまうような他人との比べ方は、「他人は凄い、それに対して自分は・・・」と、他人の優秀なところ、自分にもっていない能力や物をみて、劣等感を持つことです。
逆に、建設的な比べ方は良い結果につながります。
例えば、ライバル関係で切磋琢磨してお互いに高めあう中での比較や、「あの人のようになりたい」と思うポジティブな比較は、やる気や行動力をつけてくれるので悪いものではないです。
2.先延ばしをする
やらなければならないことの先延ばしは、ストレスを増やしたり、自己嫌悪につながります。
先延ばしをしてしまった私⇒計画通りできない自分・意志が弱い私⇒だめな私
と考えてしまうことが自己肯定感の低下させてしまいます。
先延ばしをするなら、計画的にすることで自己肯定感を下げることを防いでくれます。
逆に、楽しいことや欲しいものを買うことを先延ばしすることは、幸福感を増やしてくれるためおすすめです。
3.ネガティブな言葉を使う
文句や悪口、不平不満、愚痴、何に対しても否定するなど、ネガティブな言葉を発することが習慣になると、言っている本人は良くても周りで聞かされる人は気持ちの良いものではありません。
結果、周りから人が離れていきます。
そうなると、自分のせいなのにもかかわらず、「わかってくれない」、「他人は信用できない」と思ってしまうようになります。
そして否定的な言葉は自分にも向くようになり、自らの心を傷つけてしまいかねません。
今すぐできる自己肯定感を高める方法
以上自己肯定感を高めるための習慣と、自己肯定感が下がる習慣をお伝えしました。
これらの習慣を身につけることが難しいという人に向けて、今すぐできることをお伝えします。
セルフハグで自分にやさしくする
今すぐできることで、おすすめはセルフハグです。
セルフハグとは、その名の通り自分で自分を抱きしめることです。
自己肯定感を高めるためには、自分にやさしくすることが大切です。
しかし、自己肯定感が低い人は大抵自分に厳しくしています。そこでセルフハグで自分で自分を慰めてみましょう。
セルフハグをするときは、親友が落ち込んでいるときに優しい言葉をかけて慰めてあげるように自分自身に対して優しくしてあげてください。
これならすぐに誰でも簡単にできますね。電車の中だったり、お出かけ中で人目が気になるなら、誰もいないところでやってみてください。
以上、自己肯定感が高まる習慣と自己肯定感が下がる習慣を紹介しましたが、あなたはどんな習慣がありましたか?
日本人は諸外国と比較しても自己肯定感が低い人が多い傾向があるので、あなたも自己肯定感が下がる習慣をしていたかもしれません。
とはいえ、仮に今自己肯定感が低くてもダメではありません。自己肯定感は高めていくことができます。
ただし、何もしないと何も変わりません! なんでもいいので、まずは一つ決めて行動してみましょう!