心配事や不安がありすぎて動けない時の3つの対処法

思い立ったが吉日という言葉もありますが、思い立ってもなかなか行動出来ずに不安や心配事に悩まされながら過ごしているという経験はありませんか?

そんなあなたの不安が和らぎ、行動できるようになるための3つの対処法についてお伝えします。

心配事や不安を抱きやすい人ってどんな性格?特徴は?

「これをすると失敗するかも」「もし間違ったらどうしよう」「将来が不安」などなど、不安なことを考え出すときりがありませんね。

このようなことを考えやすい人はどんな人でしょうか?

頭がイイ人は心配性

頭がイイと言われる人は、常に思考しています。そんな人たちは頭の回転が速いがうえに、心配するほどでもないことや、起こる可能性が低いものまで予想してしまいます。それにより、悪いイメージをもってしまい、不安を抱いてしまいます。

女性は男性よりも不安や心配をしやすい?

女性は男性と比べると、不安や心配を感じやすい傾向があります。

その理由として、女性は生物学的にこどもを産み育てていくという役割があるので、外敵から身を守るという意識が男性よりも高いのです。

不安や心配を感じやすいということは、危険を察知する能力が高いと言い換えられるので、より女性の方が必要な能力だと言えるでしょう。

まわりの人が心配性だと自分も心配性になってしまう

人は環境の変化に対応してきた生き物なので、様々な環境の影響を受けています。とくに家族等の身近な人から大きな影響を受けて育ってきました。

こどもの頃は感受性が豊かなので、より深く影響を受けます。「これはやったら危ないよ」「怖いからやらないほうがいい」「危険なコトはやったらダメだよ」と、良かれと思って言ったことが、心配性なこどもに育っていくことになります。

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不安や心配事が和らぐ3つの方法

ここからは、不安や心配事を小さくするための対処法を紹介していきます。

1.考える前に行動する

なにかやろうと思っても、時間が経つと人はできない理由を考え出します。そうなると、始めるためにはより多くのエネルギーが必要になります。

それを解決するためには、できないことや、やらない理由を考え出す前にやるということです。

思い立ったら即行動ということです。

2.不安や心配事が起きたらどうなるかを書き出す

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)という本もあるように、人が思い描く不安や心配事はイメージの中のことだけのものがほとんどです。

もし、その不安や心配事が起きたらどうなるかを書き出してみると案外大したことが起こらないと気づくでしょう。そうすると気持ちが楽になり行動に移りやすくなります。

ほかにも、ただ心配事や不安をひたすら書き出すだけでも、頭の中のものが文字となって整理されるので効果的です。

3.わからないものは情報収集をする

「投資をしてみたいけどなんだか怖い」「将来が不安」「知らないものを触って失敗をするかもしれない」など、よくわからないことに対しての漠然とした不安をもっている人は、調べたり情報収集をして、そのわからないことを明確にすることで不安を減らすことができます。

目の前に霧がかかり周りが見えていなければ、前に進むのは危険で怖いですが、周りがはっきり見えている状況ならば、前に進むことに不安を抱くことがなくなります。

不安イラスト

不安や恐怖、心配事と上手に付き合い自分に合った選択を

人は不安や恐怖を全くなくすことはできません。もし、不安や恐怖が全くなければ命が危険にさらされるからです。

とはいえ、人間は進化の過程で脳が発展したために余計なことにまで不安や恐怖をもってしまうようになりました。

心配事や不安を持ちすぎるということは、悪いことばかりでもありません。たとえば、不安や恐怖を感じやすい人はリスクを見つけることに長けているので、品質の管理やチェックに向いています。また、投資にも向いていると言えます。

ただし、成長のためには未知のことや新しいことに挑戦することが必要となってきます。その時は、不安や恐怖を抱えたうえで一歩踏み出す勇気が必要なのです。